最新版のWindows Azure Tools for Visual Studio (2010)は、日本語によるダイアログ表示やメニュー表示がサポートされました。
最新バージョンのTools 1.2をすでにご利用の方であれば、言語パックをインストールするだけで日本語化されます。
また、旧バージョンをまだお使いの方は今すぐに1.2にUpdateされることをお勧めします。
ダウンロードに関する情報は、こちらのブログ記事をご参照ください。
最新のツールでは、Windows Azureへの配置が自動化され、配置のたびにポータルサイトを開く必要がなくなりました。
また、稼働中のクラウドサービスの起動や停止・削除もVisual Studioからできるようになりました。
それでは実際にアプリケーションの配置を実行して、管理情報を登録してみましょう。
Visual Studio 2010のソリューションエクスプローラーにてCloud Serviceプロジェクトのコンテキストメニューを表示します。
「発行」を選択すると以下のようなダイアログが表示されます。
すでに、作成済みの資格情報が存在する場合にはドロップダウンに選択肢が表示されます。
新規に作成する場合には「追加」を選択し、次のようなダイアログを表示させます。
資格情報を選択するドロップダウンにはすでにクライアントにインストール済みの証明書の一覧がリストアップされます。
このドロップダウンの「作成」をクリックすると、新たな証明書を作成することが可能です。
その後、選択または作成した証明書の「完全パスパスのコピー」をクリックし、完全パスをクリップボードにコピーしておきます。
続いて、「開発者ポータル」のリンクをクリックして、以下の作業を実施します。
・Azure管理用の証明書のアップロード
・Subscription IDのコピー
Windows Azure開発者ポータルの「Account」タブページの「Manage My API Certificates」をクリックし、アップロードフォームに完全パスをペーストし、証明書をアップロードします。
元の「Account」タブページに戻りSupport Informationに表示されているサブスクリプションIDをコピーしておきましょう。
Visual Studioに戻り、ポータルサイトでコピーしたサブスクリプションIDをペーストします。
「OK」ボタンをクリックしてアプリケーションの管理情報の登録は完了です。
この管理情報は、サーバエクスプローラのアプリケーションの稼働状況の監視にも利用します。
一旦作成しておけば、Visual Studio2010でコンピュートサービスの管理が可能になります。
なお、ストレージサービスは従来通りストレージアカウント(ユニークなサブドメイン名)とストレージパスワードのペアがあれば管理可能です。
[…] This post was mentioned on Twitter by Shinichiro Isago, 酒井 達明. 酒井 達明 said: @shin135 援護射撃完了! http://bit.ly/9nJ2pD […]